ハート型の大きな葉と切れ込みが魅力的なモンステラ。
インテリアグリーンとしても、観葉植物の中でとても人気があります。
そんなモンステラを元気に育てていくためのポイントを紹介していきます。
モンステラを置く場所
間接光の入る明るい日陰に置きましょう。
モンステラには耐陰性がありますが、日光不足によりモンステラの特徴でもある葉の切れ目が形成されなかったり、茎が弱く育ってしまいます。
日光は必要なのですが、直射日光にも気を付ける必要があります。直射日光を浴び続けることにより葉が傷つき、黄色に変色してしまいます。
特に日差しの強い夏場、西日には注意しましょう。
そして気温が５℃を下回る場所や霜に触れることで枯れてしまいますので、気温が１５℃を下回ってきたら室内に入れてあげた方が良いでしょう。
室内で育てる場合にはレースのカーテン越しに日光が当たる場所、エアコンの風が直接当たらない場所に置いてあげましょう。
モンステラの水やり方法
土が乾いたら、たっぷりの水をあげましょう。
夏の暑い時期や空気が乾燥している時などは、土も乾燥しやすくなっていますので、鉢底か水が溢れ出るくらい、たっぷりとあげましょう。
屋外で育てている時は、水やりの時間帯にも注意が必要です。
日が照った日中に水をあげてしまうと、土の中が蒸されてしまい植物にダメージを与えてしまいますので、早朝か夕方涼しくなってから水やりをしましょう。
葉も乾燥してしまうので日に１回は葉水もしてあげると良いでしょう。葉水をすることで乾燥も防げ、害虫も防ぐことが出来ます。
室内ではホコリの堆積の除去にも効果的なので定期的に行うことをオススメします。
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モンステラの肥料
春～夏の時期に肥料をあげましょう。
丈夫で生長が早い植物なので肥料は与えなくても生育しますが、肥料を与えることで成長も良くなります。
錠剤タイプの肥料をあげる場合は、ゆっくりと効く緩効性化学肥料を２ヶ月に１回あげましょう。
有機肥料と化学肥料がありますが、室内で育てるならば化学肥料を使うことでコバエの発生を予防できます。
肥料を置く場所ですが、株の近くや根に当たる様に置いてしまうと栄養過多となり植物に負荷をかけてしまうことがあります。株から少し離れた場所に置きましょう。
液体タイプの肥料をあげる場合は約２週間に１回液肥してあげましょう。
希釈するタイプとストレートタイプが有りますので、肥料を与えるときにはよく確認して与えてあげましょう。
冬はモンステラの成長がほぼ止まっていますので、その時期に肥料を与えてしまうと肥料焼けとなる可能性がありますので、冬は肥料を与えないようにしましょう。
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モンステラの用土
水はけの良い用土にしましょう。
水はけの悪い土だと根腐れを起こす危険性がありますので、水はけの良い土を使いましょう。
自分で用土をブレンドする場合は、赤玉土７割に腐葉土３割でよくかき混ぜて使いましょう。
土の表面を赤玉土にすることでコバエの発生の防止にもなります。
ホームセンターや園芸店で販売されている観葉植物培養土でも育てることは出来ます。
まだ慣れていない方は、そちらで育てていくことをオススメします。
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モンステラの増やし方・植え替え
５月～８月までには行いましょう
増やし方には挿し木・茎伏せ・水挿しで増やすことが可能です。乾燥させることの無いように、水やりはしっかりと行いましょう。
植え替えについては、２年１回を目安にモンステラと鉢のバランスをみて行うと良いでしょう。
モンステラは成長が早いですので、根が絡み合ってきたら植え替えをしましょう。
モンステラの樹液には［シュウ酸カルシウム］が含まれています。皮膚に触れると、かゆみや炎症を起こすことがありますので注意が必要です。
小さなお子さんやペットを飼われている方は口に含むことの無いように特に注意しましょう。
モンステラと一言でいっても、様々な種類の品種があります。
色々な品種を育てて、見比べていくのも楽しいかもしれませんね。
とても魅力的で丈夫なモンステラを自分の手で育ててみませんか？
