観葉植物のお手入れ!葉のツヤ出し方法を解説!

室内で育てる観葉植物では、知らず知らずのうちに葉に汚れやホコリが溜ってしまうことは多くあることだと思います。

せっかく元気に育っていても葉にツヤがないと、インテリアグリーンとしての魅力は損なわれてしまいます。

今回はそんな観葉植物のお手入れ方法として葉のツヤ出し方法とおすすめなスプレーについて紹介していきます。

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観葉植物のお手入れの必要性とは?

室内で育てることの多い観葉植物の葉には、ホコリや細かな塵などの汚れが付いてしまいます。植物の葉をキレイに保つことは見た目が美しいだけでなく、植物を元気に育てていくことで大切なこととなります。

植物は葉を通し水分を蒸散させるだけでなく呼吸もしていますので、ホコリや汚れがあると呼吸がしにくくなってしまいます。このことからも葉をキレイにすることは植物にとってとても大切なことです。

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葉のお手入れ方法

植物をキレイにすることは美しく飾り付けれるだけでなく、植物の生長にも大切なことだと説明しましたが、そのお手入れの方法について紹介していきます。

葉面洗浄剤を使う

葉面洗浄剤を使うことは、葉のお手入れで最もおすすめな方法です。

葉のホコリや落ちにくい葉の汚れを洗浄できるだけでなく、同時に葉のツヤ出しもしてくれる洗浄剤もあります。

葉にツヤが出ると植物が生き生きし、とても健康的な見た目を保ってくれます。

葉水をする

葉水とは霧吹きスプレーなどを使って、葉に直接水を吹きかけることです。

葉水をしてあげることでホコリを洗い流してくれますし、植物は水分補給をすることもできます。植物は根からだけでなく葉からも水分補給をします。湿度が少ないときや、乾燥しているときなどは毎日葉水をしてあげるのも良いでしょう。

葉が生き生きし植物の調子が良くなります。ただし与え過ぎると根腐れを起こしてしまう原因になりますので注意しましょう。

詳しい葉水については、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

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水拭きをする

葉の汚れを取りツヤを出すための一般的な方法が水拭きです。

コットンやティッシュ、マイクロファイバーなどを湿らせて葉を1枚ずつ丁寧に拭き取ってあげましょう。葉が薄い植物、細かな植物や弱っている植物には、この方法もおすすめです。

乾拭きをする

ホコリなどの軽い汚れを取る場合は乾拭きがおすすめです。

コットンやティッシュなどで取り除くのも良いですし、軍手などを使うのも良いです。細かな部分もキレイにすることができますし、両手で掃除をすることができるので、とても効率よく行なうことができます。

ツヤ出しオイルを塗る

葉にツヤ出しオイルを直接塗ることで、葉に光沢が出て明るく元気な印象を与えてくれます。

スプレータイプでオイル成分を散布するので手間はかかりません。オイルを塗ることで葉にツヤを与えるだけでなく、汚れが付きにくくなります。

水やりをしていくと水道水の中に入っている「カルキ」が葉に付着し、葉が白くシミの様に汚れた状態となりますが、この葉に付いたカルキやシミも取り除いてくれるのでおすすめです。

ただし過剰に使うと葉の表面にオイルが残り、呼吸を阻害することがあるので決められた頻度で使用するようにしましょう。

ビールや牛乳を葉に塗る

こちらは珍しい方法で2~3倍に薄めた牛乳やビールを葉に塗ることで、タンパク質が皮膜となりツヤを出すことができます。

ただし臭いが少し出てしまう点や、葉の呼吸を阻害することのないように注意しましょう。

葉に肥料を与える

こちらは植物を元気にさせて葉にツヤを出す方法です。

液肥や活力剤などを使い葉に直接肥料を与えることで、葉の表面のツヤ出しに繋がります。

栄養が足りていない植物の葉には光沢がなく色がくすんでいますので、定期的に肥料を与えてあげて植物を健康的に保ってあげましょう。ただし肥料を与えすぎると【肥料焼け】の原因になりますので注意が必要です。

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葉面洗浄剤(リーフクリーン)のおすすめ

葉面を1枚1枚拭くなどの手間がなく、散布するだけで手軽に使用できるので、植物のお手入れには葉面洗浄剤リーフクリーンがとてもおすすめです。

葉面洗浄剤を散布後も、葉面を拭く必要もなく乾くまで数分待つだけですので、お手入れの作業時間も短縮することができます。今回はその中でもおすすめ商品を紹介していきます。

MY PLANTS 葉面洗浄剤

観葉植物に付いているホコリや汚れを、細かい泡で落としてくれます。そして汚れを落とすだけでなく、葉面洗浄剤の作用で葉面のツヤが出て輝きを増してくれます。

無臭で散布後のベタつきや呼吸阻害を起こりにくい特徴があります。

使い方

使用前に赤い印に合わせて缶を約10回よく振って、植物から約20cm離して葉面全体に吹きかけて使いましょう。

基本的に散布後は拭き取り不要ですが、液だれの心配などがある時は拭き取ってあげましょう。

キッチンペーパーなどに染み込ませて拭き取る使い方もできます。

注意点

洗浄液が垂れる恐れがあるので古新聞紙を下に敷くか、植物を屋外に出し使用しましょう。

そして洋ランやシクラメンなどの花弁にかからないこと。葉の弱い植物(アジアンタム、ポインセチアなど)多肉植物などには使用しないようにしましょう。変色や薬害を起こす原因となりますので、使用時は注意が必要です。

葉の裏面には使わないようにしましょう。

葉の裏側には水蒸気や空気が出入りする「気孔」があります。植物はこの気孔がふさがれると、空気を取り込めないため光合成ができなくなります。【MY PLANTS 葉面洗浄剤】では呼吸阻害は起こりにくいとありますが、植物を弱らせてしまう可能性があるならば、葉の裏側への使用は避けるべきでしょう。

リーフクリーン 業務用

観葉植物のホコリや落ちにくい薬剤散布跡などの葉の汚れを落としてくれる葉面洗浄剤です。

汚れを落とすだけでなく葉面光沢剤の作用も兼ね備えていますので、葉面の輝きが増します。洗浄作用だけでなく、リーフクリーンを使うことでホコリも付きにくくしてくれます。

使い方

使用前に噴口を缶の赤い印に合わせて、必ず缶を約10回よく振ってから葉面全体にたっぷりと噴霧しましょう。

葉の汚れ具合により、散布後そのまま放置でも良いですが、拭き取ることでより一層キレイに仕上がる場合もありますので試してみて下さい。

注意点

洗浄液が垂れる恐れがあるので古新聞紙を下に敷くか、植物を屋外に出し使用しましょう。

先にも説明しましたが、葉面の裏側への使用は避けましょう。

アジアンタムなど葉の弱いデリケートな種類やキョウチクトウ、ポインセチア、花または花びらには使用しないようにしましょう。

無印良品 観葉植物用 リーフクリーナー

葉面に付着した汚れやホコリを落としてくれます。洗浄効果だけでなく、汚れや水滴の白い痕などの付着を防いでくれ、葉に自然な光沢をもたらしてくれます。

臭いは爽やかなゼラニウムの香りが付いているのいで、散布後は香りを楽しむことができます。

使い方

成分が沈殿している場合がありますので、容器をよく振って葉面全体に吹きかけてあげましょう。

乾くまで数分待つと、洗浄とツヤのある葉に仕上がります。

注意点

室内で使用する場合は、液が垂れない程度に散布するか、下に古新聞紙などを敷き垂れても大丈夫な状態にし散布してあげましょう。

先にも説明しましたが、葉面の裏側への使用は避けましょう。

無印良品

観葉植物の葉の表面に付着した埃や汚れを落とします。汚れや水滴の痕などの付着も防ぎ、葉に自然な光沢をもたらします。また、爽…

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ツヤ出し用オイルのおすすめ

リーフシャイン

フルール・アミ社のリーフシャインは、ヨーロッパでNo1の実績を誇る老舗ブランドです。

ひと吹きで自然で鮮やかなツヤがよみがえり、葉についた水などのカルキのシミを消してくれます。散布後は葉のツヤを保護し長期間ホコリの付着を防いでくれます。

主成分は天然オイルを使っているので植物への害はなく、環境に優しい圧縮不活性ガスを使用しています。

使い方

缶をよく振り、葉面から35cm程度離したところからスプレーしましょう。1点に集中するのではなく、葉面全体へ1回1~2秒を目安に散布してあげましょう。

スプレーしたままでも良いですが、クロスなどで均一に伸ばしてあげると、葉面の大きな植物はキレイに馴染んでくれます。

使用頻度は月に2回程度が使用の目安となります。

注意点

20℃程度が最適な温度で、直射日光など屋外で育てている植物へは、葉の日焼けがしやすくなるので使用は避けましょう。

葉の弱い植物や苗などへは使用しないようにしましょう。

リーフシャインエアゾール

クリザール・ジャパン社のリーフシャイン。

葉の汚れやカルシウム沈着を目立たなくし、自然な光沢を与えてくれます。そしてホコリや水滴の痕などの付着を防ぎます。

蒸散を抑制し、葉の色を保つ効果もあります。

使い方

缶をよく振り、約30cm離したところから、直接葉にスプレーして下さい。

注意点

缶は逆さまにして使用しないようにしましょう。

葉の弱い植物や苗には使用しないようにしましょう。

屋外での使用は、直射日光が当たる場所でしようすると、葉焼けを起こしやすくするので注意が必要です。直射日光の当たらない場所で使用しましょう。

今回は観葉植物のお手入れ方法として、葉面の掃除とツヤ出し方法を紹介しました。

葉面がキレイでツヤがある植物は、とても健康的で観賞用としても美しく見えます。一度使用してみると、その違いに魅了されると思います。

ぜひご自身のインテリアグリーンに活用してみて下さい。

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