ハイドロカルチャーに合う肥料とは?おすすめの肥料についても解説!

インテリアグリーンとして人気の高いハイドロカルチャーですが、植物の生長やキレイな状態を維持するためにも肥料は必ず必要です。ではハイドロカルチャーになぜ肥料が必ず必要なのか?おすすめの肥料についても紹介していきます。

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ハイドロカルチャーとは?

ハイドロカルチャーは土を使わずに植物を育てる【水耕栽培】の一種で、よく【水栽培】と同じと考えられていますが、水のみで植物を育てる方法が【水栽培】水と肥料を混ぜて育てる方法が【水耕栽培】となります。

「水」を意味する「ハイドロ」と栽培を意味する「カルチャー」を混ぜ合わせた言葉です。

植物を栽培するために【ハイドロボール】という人工の土壌を使います。植物を支え酸素を供給することができます。

人口土壌はハイドロボールのみならずカラーサンドやジェリーボールなどさまざまな種類があり、それぞれで植物の印象もガラリと変わるので自分好みの見た目にすることもできます。

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ハイドロカルチャーに肥料は必要?

ハイドロカルチャーに肥料は必須です。

土壌栽培では肥料を使っていないので、ハイドロカルチャーでも使わないで大丈夫と思われる方がいるかもしれませんが、培養土で育てている場合土に少なからず栄養分があります。そのため肥料を使わなくても、ある程度育ってくれます。

ですがハイドロカルチャーで使われるハイドロボールなどの人工石は、無機物で栄養分は入っていません。

そのため植物に必要な栄養分を与えてあげる必要があります。

ハイドロカルチャーにおすすめな肥料の種類

ハイドロカルチャーにおすすめな肥料の種類は液肥の化学肥料になります。

簡単に肥料といっても肥料の形状や原料により種類分けされています。

固形肥料

固形肥料は大きさが小粒・中粒・大粒に分かれている錠剤タイプの肥料です。

土の中に混ぜたり、土の上に置いたりして使用します。

液体肥料(液肥)

液状の肥料で、そのまま使えるタイプと規定量の水で薄めて使うタイプのものがあります。

有機肥料

有機肥料は、油かすや糞・魚粉や骨粉など天然の養分からなる肥料で、自然に近い肥料となっています。

土の中の微生物が肥料を分解した後に発酵し植物が吸収するため、臭いがあり害虫も発生しやすため、室内で育てることの多い観葉植物には不向きです。

化学肥料

化学的に作られた栄養で作成された肥料のことで、無機的から抽出した天然成分を原料とし製造の過程で化学的な結合をするものです。また三大要素のうち2つ以上の栄養素を結合し作られたものを【化成肥料】と呼びます。

化学肥料は臭いもなく扱いやすいので、室内の観葉植物を育てるのにおすすめです。

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このように肥料には種類がありますがハイドロカルチャーに合う肥料として、なぜ液肥の化学肥料が良いのかというとハイドロカルチャーで使うハイドロボールなどの人工石は、多孔質で小さな穴がたくさんあいています。

その穴に水や肥料分を保持する特徴があるので、固形肥料より液体肥料を選んであげる方がハイドロカルチャーには合っています。

水やりによって肥料が少しずつ溶けていく固形肥料では、均一に溶けず植物に十分な栄養分を与えてあげることができません。これは固形肥料が土で溶けるように作られているからです。

そして次に有機肥料を使ってしまうと、水中の微生物が繁殖し水が汚れ腐りやすくなってしまいます。水腐れを起こすと、植物も根腐れを起こしてしまい枯れてしまいます。有機肥料にはニオイもあるので、ニオイのない化学肥料を使ってあげると良いでしょう。

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ハイドロカルチャーにおすすめな肥料

ハイドロカルチャーで使う肥料としてこの中から選んで使ってあげると間違いないでしょう。

MY PLANTS

土だけでなく葉にも吹きかけることのできる、ミスト状の肥料となります。

すばやく栄養補給することができ、植物を元気にすることだけでなく葉の色も鮮やかにしてくれます。

ストレート液肥 オールパーパス用

色々な植物にそのまま使える液体肥料です。

観葉植物だけではなく、野菜やハーブにも使用することができます。使用頻度は7日~10日に1回与えてあげましょう。

ストレート液肥 観葉植物用

そのまま使える液体肥料で、観葉植物用なので窒素成分が少し多くなっています。

葉色をより鮮やかにすることができます。使用頻度は7日~10日に1回与えてあげましょう。

専用液肥 ー観葉植物ー

水で薄めて使うタイプで、1滴に高濃度の養分を含んでいます。

葉面からも吸収されやすい即効性のある窒素を含んでいるので、葉色を鮮やかにすることができます。水で薄めて使うので、コスト削減にも繋がります。使用頻度は1週間に1回、春~秋は500倍に薄め、夏は1000倍に薄めて使用しましょう。

ハイポネックス原液

水で薄めて使うタイプで、15種類の栄養素をバランス良く配合されています。

植物の生長に大切な微量要素も強化し配合されています。使用頻度は7日~10日に1回1000倍に薄めて使用しましょう。

ハイポニカ液体肥料

水で薄めて使うタイプで、2液構成となっています。植物の生長に必要な成分が豊富に含まれています。

A液とB液を一緒に入れ500倍に薄めて使ってあげましょう。

キュート ハイドロ・水栽培用(活力剤)

そのまま使える活力剤です。優れたバランス効果で、植物の葉色と花色を鮮やかに育てることができます。

使用頻度は2週間に1回与えてあげましょう。

※こちらは液肥ではなく活力剤なので注意して下さい。

活力剤は植物に元気がないときや、葉が下に向いてるときなどに使ってあげましょう。

肥料は植物が調子が悪いときに使うと、逆効果で枯れてしまうときもあるので使用できませんが、活力剤は植物の調子が悪いときでも使うことができるのでオススメです。

こちらの記事に植物に大切な栄養素のこと、肥料と活力剤についても説明していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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ハイドロカルチャーでの肥料を与える注意点

肥料は与え方によっては植物を枯らしてしまいます。

枯れる原因の1つに【肥料焼け】があります。

せっかくの植物を枯らさないためにも、肥料を与えるときの注意点について紹介していきます。

肥料を与える時期に注意

季節は春~秋(4月~10月)にあげましょう。

ハイドロカルチャーでも、植物に肥料を与える時期は土壌栽培と同じです。

春~秋にかけての植物の生長期に与えてあげましょう。秋~冬にかけ植物は休眠期に入り生長が緩やかになります。水の吸収も少なくなるので、そのときに肥料を与えてしまうと【肥料焼け】の原因にもなりますので、冬は与えないようにしましょう。

肥料を与える頻度に注意

月に2回を目安に与えてあげましょう。

ハイドカルチャーに肥料は必須ですが、毎回肥料を与えるのは肥料のあげすぎです。肥料をあげすぎると鉢内の肥料濃度が高くなり過ぎ【肥料焼け】の原因となります。

頻度は必ず守ってあげることが大切です。

肥料の濃度に注意

規定濃度は必ず守りましょう。

ストレートタイプの液肥を使う場合は問題ないのですが、水で薄めて使うタイプの液肥の場合は、必ず商品の規定通りの濃度まで薄めて使いましょう。

高濃度の肥料は植物に逆効果です。【肥料焼け】を起こし植物は枯れてしまいますので注意しましょう。

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植え替え後は注意

植え替えから2~3週間経過後に肥料を与えましょう。

植え替えてすぐに肥料をあげると根にダメージを与えてしまいます。

根がしっかりと生えていない状態や、根がまだ定着していない状態で肥料を与えると植物が枯れてしまうこともあります。植え替えから2~3週間程度が経過し、根がある程度定着してから与えてあげましょう。

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今回はハイドロカルチャーに合う肥料と与え方についても紹介しましたが、注意点を守り育ててあげれば植物は元気に育ってくれますので、そこまで難しく考える必要はありません。ハイドロカルチャーはインテリアグリーンとしても、とても人気が高く植物を美しく飾ることができます。

ハイドロカルチャーを手に入れインテリアグリーンを楽しんでみませんか?

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